まだ時差ぼけしておりますが、久々のNYは新しい発見がいろいろとありました。
まず、国連安保理真っ最中で、NYは警察官だらけでした。こちらでは鳩山首相の発言はあまり報道されず、もっぱら、オバマ大統領の演説と、カダフィ大佐がテントをトランプ氏所有のある土地にはって住民が反対デモをするかなどといった報道が目立ちました。
それはさておいて、
今回、興味深かったのは、インターネットビジネスのテレビコマーシャルです。日本ではURLは、詳細情報をとる場所としてテレビコマーシャルで紹介されますが、アメリカのテレビで、ネットビジネス自体のコマーシャルをいくつも見ました。Bing.comは結構頻度多かったです。インターネットサイトの告知としてのテレビコマーシャルというのは、これまでのeマーケティングの常識からはなかったものですよね。
別の興味深かったものとしては、イエローキャブ(NYのタクシー)なんですが、後部座席の前に、小さなモニターがつけられており、そこに、動画配信がされるようになっていたことです。コマーシャルが次々の動画で流されます。おりるときには、そこに、料金が表示され、キャッシュでもクレジットカードでも払えるようになっています。広告の新たな場を作ることにかけて、アメリカ人は本当にどん欲です。
5番街ですら、店舗空きスペースがあり、テナントを募集していました。IT業界もあまり景気はよくないようです。ボストンのあるIT業界のエグゼキュティブと話をしましたが、特にIT営業系で人員削減がされて、多くの人が失業しているということでした。その一方で、数学ソフトを作っている会社(プライベート・カンパニー)ですが、社員全員をクルーズにつれていったりと、利益率の大きな会社は不況もどこ吹く風のようです。
これは日本も同じでしょうね。