3月27日から29日の3日間、13歳の息子がライフイズテックという中学生、高校生のためのITキャンプに参加してきました。
初めての参加だったのですが、iPhoneのアプリを作るという3日間の宿泊コースに参加してきました。
場所は京都大学吉田キャンパス内の学術情報メディアセンター南館です。5日間のコースと途中で合流したようで、全部で35名ほどの参加だったようです。
最後の日の午後に、自分が作ったアプリをプレゼンする発表会がもうけられており、保護者も参加OKということでしたので、参加させてもらいました。
4名から7名ぐらいの間でチーム分けされていて、それぞれのチームに、「にゃつめそうせき」「最終兵器俺たち」とか、みんなで考えたチーム名がつけられてます。
各チームにはそれぞれメンター(多分大学生)がついていて、このメンターにキャンプの間、わからないときにはヘルプしてもらっていたようです。最初はメンターっていうと「先生」っぽい人のことだと思って子どもたちも距離をおいていたようですが、すぐに、頼れる「おにいちゃん、おねえちゃん」になって一緒に楽しく時間を過ごしていたようです。
発表会では、チーム毎にひとりひとりの子どもがプレゼンをするのですが、作られたアプリは「カウンター」「ウェブビデオプレーヤー」「時計」など。それぞれの個性がでていて感心しました。その子ども子どもなりの工夫がされていて、中には、もうアップルストアに出せそうな完成度の高いものもありました。
ちなみにうちの子どもは「時計」を作っていて、文字盤を全部自分でイラストレーターで作ったとかいってました。イラストレーターなんてこれまで使ったことないはずなのにすごいじゃん!と見ている親としては、まさに親ばか状態。
最後に、各メンターから修了証をもらってました。
締めくくりとしてこのキャンプの運営者側の代表(?)の方がお話をされてましたが、とっても心に響く内容でした。
「キャンプの初日に、AT&Tの20年前のコマーシャルをみんなで見ましたね。
そのコマーシャルの中にでてきた、こんなことができたらいいなという未来の
予想が今すべて現実化できています。思いは実現するんです。だからみんなも
こんな技術を学んで、こうなったらいいなという未来を創っていきましょう。
未来を創るのは君たちなんだから。」
といったメッセージで、こちらまで胸が熱くなりました。
このキャンプでは、まったくプログラミングをしたことのない初心者でもキャンプが終わるころには、アプリを3つや4つ作れるようになります。
とくに宿泊コースは、プログラミングだけでなく、みんなでゲームをしたり、食事を一緒にとったりと、合宿感覚でとても楽しいようです。
うちの息子に様子を聞こうと電話をしてみましたが、「今忙しいから」といって取り合ってくれませんでした。それぐらい楽しかったようです。
次は夏のコースがあるようです。ゲームが好きで、自分でも作ってみたいと思うお子さんであれば、是非参加をオススメします。女の子も大歓迎のようです。メンターにも女性がいますし、今回の参加者も女の子が2割〜3割ほどいました。
この中から、未来のマーク・ザッカーバーグやビル・ゲーツがでることを期待します!