面白南極料理人(西村淳氏著) を読み終えました。おもしろかったです。民間人が南極探検隊のコックとして参加。1年間をー54°Cの世界で過ごす様を書いたものです。
もともとはWEB上に連載され、ついで春風社という小さな出版社から刊行。評判をよんで、ついには新潮文庫という、出世魚みたいな本です。
語り口調が本当におやじで、おやじギャグもありつつおもしろくついつい読んでしまいました。題材が「食」+「南極」というのも初めての組み合わせで新鮮です。
もうすぐ、映画も封切りです。じゃこがクジラになったみたいなのりですね。
今後もこのようなWEB発信のサクセス・ストーリーはますます増えていくことと察します。それはさておき、この作者の名前は私と一字違いであとはまったく一緒。名前もいいですね。