ついつい人を裁いてしまうことがないでしょうか。
親や兄弟、同僚、上司、部下、自分の子ども問わず。
「もっと○○したらいいのに」と頭の中で思ってしまうのはまだしも、
「なんで、○○しないんだ」と憤慨モードに入るときには
間違いなく相手を裁いてます。
人を裁いていると、話す口調や書く口調に現れます。
また他の人も裁かれていることについては敏感に理解します。
子供と親の関係がよい例でしょう。
いつも親に「お友達はちゃんと宿題やっているのに、あなたは何でやらないの」
と怒られている子は、他の子供を基準にして自分がだめだと裁かれていると
思ってます。そうすると、常に自分が基準でなく他人が基準になる人間に
なってしまいます。
ある本に、「医者は、患者が骨が折れたといって来たときにも、なぜ骨が折れるようなことを
したんだという裁きはしません。責めもしません。ひたすら折れた骨を治すことだけに
集中します。」とありました。そう、人を裁くことをやめれば、問題解決だけにフォーカスできるようになります。
ついつい、自分の基準を他人にあてはめてしまいますが、他人を治そうとするのでなく
目の前にある問題をどう解決するかに集中できるようになりたいです。