営業とは挫折との戦いの仕事であるとつくづく思います。
私も仕事人生の大半は営業として過ごしておりますが、
いまだに失注するとその度に腹立ち、やるせない気分になるものです。
挫折しそうになると人間は、自分以外にその理由を求めます。
または、適当な理由を作って小さくまとめてしまいます。
すべてのことに答えを持っていて、器用にまとめてしまう
人って結構多いですが、これは、実は恐がりな人であって、
こういう人から新基軸はでないと思うわけです。
結局営業は失注したときにどうするかが、人生の分け目であり
スキルの分け目であるわけですね。それを製品や会社のせいにするのか
はたまた、次の勝機の肥やしにするのか。そこで営業マンとしての
人生は2分されるわけです。
営業マンだった経営者が多いのはわかります。なぜなら、経営もまた、
挫折の連続であり、それを克服してベターな状況に
もっていくスキルこそが経営者に必要なスキルであるからです。
しかし哲学的なことを説いても営業は成り立たず、結果がすべて。
やっぱり、経営も同じですね。