レコメンドメールの効果がけっこう取りざたされており、メール配信企業の方でも、レコメンドサービスとの連携が進んでいます。
企業側も、誰にも同じ内容のメールを送るよりは、個別にマッチした内容のメールを送る方が開封率も転換率もよくなるはずという期待があるのは当然でしょう。
しかし、メール上でのおすすめを考える上で、ウェブサイトでのおすすめ結果をそのまま出すという単純な思想であると上手くいかないのではないかと思います。
例えば、「これを見た人はこれも見た」というおすすめは、ウェブサイト上のお買いものでは効くことも十分考えられますが、はたしてそれでおすすめされている商品をそのままメール上に出してよいのかというようなことです。
レコメンド表示をする「コンテキスト(文脈)」によって、どのようなレコメンド内容にするかを考えることは、大切なポイントであります。
それと気になるレコメンドメールの効果についてですが、私たちの経験からも、効果がでないことはありません。ただしメールの場合だと、レコメンド「だけ」の力だけで大きな転換率アップが期待できるマジック・ソリューションと考えるべきではないでしょう。どんなレコメンドメールかという企画部分が肝ではないかと思います。