ちょっと先の話ですが、来年2月に、私達の開発部トップが、米国商工会議所に招かれて「Agile(アジャイル)」という開発手法についてお話をさせていただくことになりました。
詳しい言葉の説明は、WIKIPEDIAのアジャイル・ソフトウェア開発で読んでいただければと思いますが、簡単にいうと、1、2週間という期間で区切って、その都度に一区切りを確実に開発を行っていくというプロセスです。利点としては、開発者同士のコミュニケーションが図れ、また、刻々とかわる要求(仕様変更)に柔軟に答えられるということでしょうか。
従来の仕様をしっかりと固めて、プロジェクトを走らせるという受発注型の開発よりも、うちのような、何が起こっても対応できなければ話にならないという環境ではこちらの方がどうも適しているようです。ただし、この手法の場合、全体がちゃんと思う方向性に向いているかをディレクトする人がいなければ上手くいかないと思います。
今度2月に米国商工会議所で話をする我々のトップは、フランス人。日本語はぺらぺらで、英語はもちろんOK。彼に話を聞きましたら、やはり最初に日本人の開発者たちに、この手法の利点を理解してもらうためのコミュニケーションからスタートすることが大事だったといってました。やはり受発注開発になれていると、新しい手法に直面するときに抵抗はあるようです。
日にちが確定すればまたお知らせしたいと思いますが、このフランス人の彼のいいところは明るいところです。日本語でも英語でもジョークの連発。カラオケが好きなのがたまに傷です。なぜかって?・・・へたくそです。