最近、Facebookのファンページの作り方や活用方法の記事やブログ・エントリーが大変多くなってきました。
ファンが何千人になったといった非常にはなばなしい話題が多いのですが、実は、Facebookこそ、とってもとってもマイナーな内容でも、広告費にお金をかけずとも、地道にやればファンが確実に増えていくというお話をご紹介。(あまりにも地味なので、どうかとも思いましたが、まあ、少しでもご参考になれば。)
(お金があったり、ある程度有名な人であれば、ファン集めに苦労はしないでしょうが、世の中そうでない方が多いので、苦労する側にたってFacebookを使える方法を模索してみました。)
昨年2月にあるページをフェイスブックにオープンしました。
内容はあえて、めちゃくちゃにマイナーで、ファンになる母体の少なそうなトピックにしてみました。
-- 「英語による関西のレストランの紹介」ページです。
まず、ファンの対象となるのは、関西のレストラン情報を、英語で欲しい人たちです。日本語だとレストラン情報はあふれていることを考えてみると、どんなに対象が少ないかとご想像いただけると思います。
あと、もし私が学生や小さいショップのオーナーだったら、広告費はほとんどかけないだろうと思い、
おこづかい程度で出せる1日上限100円を設定して、スタートしてから、2週間ほどたって広告を
だしてみました。(まあ、ショップだったらもうちょっとは広告費かけれるでしょうから、
結果はこれ以上になるということです。(?)
コンテンツのポスティング頻度は、まめにおこなっていますが、それでも週1回平均程度です。
めちゃくちゃ「
ゆるい」のです。
でも、このような大変「ゆるい」感じで、本日現在で215名のファンが集まりました。
以下は今までやってみたことです。もし、このように「ゆるく」でもいいからファンページをやってみようという、マイナー志向の方がいらっしゃればご参考に。
- まずは、自分の友達で、自分が「おすすめ」するとファンになってくれそうな人たちにできるだけファンになってもらいました。ここで10名ほどいけるとベストです。
- とくに、たくさん友達がFacebook上にいて、いろいろなページを好きだとマークしている人がベター。そういう人は、ページのファンになりやすい傾向があります。
- その後、ファンが増えないようであれば、広告をうってみます。(私はあえて、実験のために自分自身とこのページをつなげないようにしたので、個人のブログなどで紹介はしませんでした。もちろん、ブログなどいろいろなところで紹介するのがベターです。)
- Facebook広告は、細かくターゲットを設定できます。最初、非常に対象範囲が狭いので、ターゲットもしぼってました。関西にすんでいる人+18歳から60歳+自分の趣味にグルメとかレストランとか設定している人、というような感じでした。ところが、これがあまり効果がない!エリアを日本全体にしたり、設定をもっと広げてみたところ、クリック率があがりました。
(おもしろいのは、ファンになった人がすべて関西在住の人ではないということです。マイナーな内容だとはいえ、ページ自体をアピールするのにあまり自分の固定観念で、限定しちゃったらだめということでこれは勉強しました。)
- あとは、地道にコンスタントにエントリーをポスティングしていくことと、コメントしてくれたら、必ずフィードバックすると、またその人がコメントしてくれるようになります。現在213名中で、コメントしてくれるのはまだ2、3名ほどですが、Like(いいね)ボタンを押す人は増えつつあります。
今年1月に入って、実は、急に160名から200名超に伸びているのですが,それにはわけがあります。それは広告の内容をかえてみたのです。これまでは英語で、関西のレストランの情報です!っていっていたのを、日本語で、「英語で関西のレストラン情報を」というようにかえてみたわけで、これが当たりました。母数が多いほうが、転換数が上がるのは当然ですね。あと、「英語熱」はここにも見れるって感じです!
ソーシャルグラフがかいま見れておもしろいです。やはりインフルエンサー的な立場の人がファンになると、その後に引き続き、ポコポコと入ってくれるので、こういった動きはまた時間のあるときにでも、ゆっくりと分析しようかなと思ってます。
ちょっと、メインストリームからは外れた、「ゆるい」Facebookでのファンの集め方をご紹介しました。