ここ数年間、母校の大学から、講義をたのまれて年の1回のペースで行っています。
本日がちょうどその日でした。
キャリア・プロフィールというコースで、卒業生が持ち回りで、自分のキャリアのついて話すという、ユニークなコースです。
私の大学は、中高大との一環教育の女子教育として有名な学校ですが、昨今、女子大は流行らないようで、大学はレベルの維持や学生を集めるのに苦労していると聞きます。
通訳コースといったキャリアに結びつくコースを導入しているのも時代の流れを感じさせます。
本日約40名の女子学生の前で講義をしたのですが、話をしながら今更ながらに長い事仕事をしていることに気づきました。シルバーエッグも立ち上げて10年以上が過ぎているわけですが、本当に紆余曲折がありました。そんなことを思いながら話をしたのですが、社会経験のない、これからの学生さんたちを前に、キャリアを考えるポイントとして私がお伝えしたメッセージが次のとおりです。
- 自分の身をおく業種(または会社)が成長しているかどうか
- 天職という考え方でなく転職という考え方があること。ただし、転職をするのはスキルを身につけることであり、若いうちは失敗を恐れずにスキルを身につけること。
- 自分に制限をもうけないこと。(結婚したら仕事ができないとか、自分で自分の可能性にふたをしないこと。)
シャネルという高級服飾メーカーがありますが、その創始者のココ・シャネルの言葉に、20歳の顔は授かった顔、50歳の顔はあなたが作った顔という言葉があります。
今日の彼女たちに、この言葉を授けましたが、実は、自分自身に一番響く言葉でした。