サタンが作ったナポリの街であまりにも人々の悪行がひどいのを嘆いて、イエス・キリストが涙を流したところから育ったぶどうの木からできたぶどうで作ったワインがラクリマ・クリスティ。そんなワインを昨日飲んでいました。
この名前ですがマーケティング的に考えると、当時とても進んだネーミング方法だったのではないでしょうか。まず、人口のほとんどがキリスト教徒であったことでしょう。そこで、キリストの涙というと、かなりショッキングな名前です。また、頭にイエス・キリストが涙しているという鮮烈なビジュアルイメージがついてきます。おまけに、ストーリー性までもたせている。秀逸なネーミングだと言えるでしょう。この頃、日本では、だじゃれ的なネーミングが多すぎて、結局商品性を表現できていない場合が多いような気がします。
今回の新ソリューション「クリックストーム」という名前ですが、Click + stormの造語です。ストームとは、「嵐」ということ。クリックの流れを見ていくので、クリックストリーム(クリックの流れ)と近い音で、しかも、次のクリックを誘導してどんどんとクリックが増えていくというイメージを「嵐」のイメージに重ねて考えました。いかがでしょう。頭の中にイメージが湧いたでしょうか。