シルバーエッグ・テクノロジーの社長&CEOのトム・フォーリーのブログからの抜粋!
英語で書いてあるので、ときどき、私のブログで抜粋してご紹介しようと思います。英語ブログに挑戦されるかたは、こちらをどうぞ。フォーリーの英語はきれいで高度な英語でありますので、英語を勉強されている方にもいいんじゃないでしょうか。(これは元通訳者の私の見解です。)
ショッピングサイトのレコメンデーションは閲覧をベースにすべきか購買をベースにすべきかという内容です。(以下、適度な翻訳)
「閲覧行動は、購買という行動に比べると、サイトユーザーの”そのとき”の関心や興味については、もっとタイムリーに教えてくれます。また、閲覧データは豊富にあるますから、レコメンデーション技術はデータが多い方がよい結果がでるということを考えると、閲覧行動を相関ベースとして使うというのは大変魅力的な考え方だといえます。
その一方で、閲覧行動というのは「チープ(安い)」なものです。購買ほど語ってはくれません。閲覧でユーザーが使うのは、「時間」、購買でユーザーが使うのは「お金」です。また、ユーザーがある商品を見ている場合でも、買う気持ちがある場合もありますが、ただ単に見ている場合もあります。このため、「買わせる」レコメンドアイテムを算出するには、閲覧よりも購買のほうがよりよい予測データとなると思います。
ただ、閲覧を否定するわけではありません。サイト上の行動は、複雑で雑多なものです。それらをすべて同時に解釈できるツールがあれば、いいのでしょうが。」
いかがでしょう。また、ちょこちょこ紹介します。