最近のLinkedinのトピック記事に、「面接でしてはいけない5つのこと」という記事がありました。
2番目に挙げられていたのが、『短所がない』と言わないことです。
なぜかというと、短所がないということは、成長がとまった、新たなことを学べない、コーチしても伸びないということを示唆しているからです。記事では、自分の短所をあげて、そこから何を学び、向上しようとする気持ちがあることを面接で伝えよといっています。
実際、面接で自分の短所を的確にいえる人は思ったより多くないというのが私の経験からの印象です。会社の部下との面談でも同じ。面談で、「私はこう いうところが足りないと思っています」とまではいえるのですが、それを本当にどうしていこうかという行動にまで昇華できる人は多くはありません。
人間というもの完璧ではないし、完璧になれるわけでもありません。ましてや短所をなくそうなんて思う必要もありません。短所ない人間なんていません。でも私たちが人間とし て社会生活を続けていくのであれば、毎日の自分が昨日の自分よりも少しでも成長できるように、己を知り、良い部分はもっと伸ばし、足らざるは改善する努力をし続けたいものです。