人間ってすごく弱いと思う。
何回もへこむ経験をすると、なんか自分って駄目だなと思ってしまう。だから「頑張ろう」とかも、へこむ経験が多ければ多いほどそういった気持さえなくなってしまうことがあるようだ。
だから、負け戦が続く敗軍の兵士はみな、尾を後足の間にはさみこんだ犬のようになる。
経営者の仕事は、まず第一はそういう経験をできるだけ少なくしてやることだろう。でも、そうも行かないときもある。そういうときは、「頑張ろう」と声をかけることでは、もはやないんだろうな。
先にたって(いかに規模は小さくても)勝ち戦があることを見せることしかない。