シルバーエッグ・テクノロジーの本社があるビルの近くに、例にもれずスターバックスがあります。
シルバーエッグのとくに外国人スタッフは、スターバックスのかなりな優良顧客ですが、その中で一番優良顧客は、うちの社長のトム・フォーリーです。
おそらく少なくとも一日に3回は行っているので、スターバックスのスタッフはみんな彼のことを知っています。
しかも、ただ単に顔を知っているというのではありません。
「トムさん」として知られているのです。
不思議なことですが、この店のスタッフが別の店に行くときは、(この店は新人研修にも使われているのか、この店でスタートして他の店にうつるということは結構あるようです)トムに挨拶をしていきます。
「トムさん、私今日までなんです。お世話になりました!」といわれたことが、何回も。
この前、新幹線に乗る前に新大阪のスターバックスによったら、「トムさ~ん、お久しぶり」と声をかけられて、本人もびっくりしてました。
おそらくスターバックスには「トム・マニュアル」ごときものが存在しており、やめるときにはトムさんに挨拶しようというのが含まれているのかもしれません。個別のカスタマー対策。究極のカスタマー・エンゲージメントですね。
というのは冗談にしても、スターバックスにおけるサービスレベルの設定やプロモーションのやり方、ブランドの構築の仕方などは、オンラインショップにとっても大変によいカスタマー・エンゲージメントの参考になることは間違いないです。