英語に、"Seize the day"という表現があります。直訳すると、日をつかむですが、今日を生きる、つまり、今日という一日が唯一の日だと思って今の一瞬一瞬を大切に生きようということです。
以前に、Carpe Diemというシャンパンの話またしますねといったきりの、このCarpe Diemというラテン語が、実は、Seize the dayに相当するものです。
ちなみにCarpe Diemというのはセシル・グロニェさんという女性が合計14haを小さな畑で作っているシャンパンで、生産量の大半は個人客に売られているという希少なシャンパンです。グラスに注ぐと繊細な泡が立ち上ります。モエとかに比べると、私にはちょっと硬質なように感じます。
このシャンパンは名前にメッセージがあるので、誕生日にあげるプレゼントのひとつです。
それはさておいても、毎日朝8時過ぎにはオフィスに行き、夜(今8時15分でオフィスです)も遅くまで働くような生活をしてこの年になると、一日一日が今までよりももっと大切に思えてきます。一日は飛ぶように過ぎるのですが、より質を濃くしていきたいなと思います。
なので、家に帰って飲むワインも、満足できるおいしいものを選ぶように心がけているわけです。飲んで「まずい」と思うと、一日損したような気分になるではないですか。
自分用に、Carpe Diemを買って、御褒美に空けることもよいかもしれません。