シルバーエッグ・テクノロジー社日経ネットマーケティングフォーラム参加レポート
2008年11月5日、東京・恵比寿のウェスティン東京で開催された日経ネットマーケティングフォーラムに参加しました。
合計で1000名ほどのご来場者だったようです。
弊社では、ゴールドスポンサーでの参加ということで、ブースの出展と、弊社フォーリーが講演をいたしました。
■まだまだレコメンデーションを知らない人が多い!
ブースに来られた方の中でも、「レコメンデーションって何?」とおっしゃられた方が多かったのが印象的でした。今回のフォーラムは、新しいマーケティング的なことを学びたいという方と、あとはベンダー企業の方の情報収集が多かったように思います。
いずれにしても、言葉をご存じの方でもまだまだ「レコメンデーション」=単なる「ものをおすすめする機能」というところでとどまっているのが現状で、今後ますます「レコメンデーション」についての知識をより普及していくことが必要だと感じました。
■『顧客行動を解き明かす「これから」のレコメンデーション』
講演者:シルバーエッグ・テクノロジー株式会社CEO トーマス・フォーリー
今回のフォーリーの講演では、2つのパーツに分けてレコメンデーションについてお話をさせていただきました。
PART I: WHY レコメンド?
PART II: HOW レコメンド?
パートIでは、レコメンデーションというもののインターネットにおける歴史上の考察や、その効果を話し、パートIIでは、より技術的な側面から、現状にレコメンデーション技術として多く普及している技術(そしてその問題)の説明。そして、「これから」のレコメンデーション技術ということで、近未来を熱く語りました。
顧客行動がキーポイントに
今回のフォーリーが講演の中で言っていましたが、ユーザーの類似性とアイテムの類似性をつなぐものが顧客行動である。(すみません、講演聞かれていない方には何のことやらという話かも。。)顧客経験(user experience)という言葉が日本でも聞かれるようになっていますが、よりベターな顧客経験のためのレコメンデーションはやはり顧客行動がベースになると考えています。また次の機会ででも、ここらへんの話題も取り上げて行ければと思ってます!