レコメンデーションBLOG

金融不安とIT業界

ドルの信用失墜と、不況の波への不安が取りざたされて久しいですが、日本はまだ実体経済への影響は、ほかの国に比べてましだといえるでしょう。（来年に来そうですが。。。）

先日ドイツ人の友人たちと話をする機会がありましたが、彼らの企業（複数）はすべての投資をストップしたといってました。米国は本当に一般人レベルまで大変なようで、IT業界でもレイオフ（いわゆる、首切りですね）が始まっているようです。知り合いにももう、実際にレイオフされた人がでてしまいました。

それと平行して、米国のITコンサルタント企業の売り文句も急速に変化しています。今、花盛りなのは、「リセッション（不況）時は、新規客獲得よりもリピーター獲得だ。」といううたい文句です。

アメリカ企業の変わり身の早さにはいつも関心させられますが、私のところにくるメルアドも、このように様変わり状態です。

日本もこの金融不安はどのようにIT業界を直撃するのでしょうか。

紀伊国屋BookWEBにてレコメンド導入

２００８年１１月１２日、紀伊国屋書店のBookWEBにてアイジェントによるレコメンデーションがスタートしました。

弊社のアイジェントによるおすすめは、「この本を買った人は こんな本も買っています」の部分です。「同じ分野でこんな商品が売れています」というのはいわゆる売れ筋を出されているものです。

同じ分野での売れ筋＝相関のあるレコメンドと必ずしも一致しないところがおもしろいですね。

訂正：仲間を送る・・・シルバーエッグの送別会（10月16日記事分）

10月16日に書きました「仲間を送る・・・シルバーエッグの送別会」ですが、

ひとつ訂正を。

弊社F氏が歌ったのは、こぶくろの歌ではなく、ゆずの歌だったそうです。

J－POP全然追いつけません。すみませんでした。

日経ネットマーケティングフォーラム参加レポート！

シルバーエッグ・テクノロジー社日経ネットマーケティングフォーラム参加レポート

←当社ブース

２００８年11月5日、東京・恵比寿のウェスティン東京で開催された日経ネットマーケティングフォーラムに参加しました。

合計で1000名ほどのご来場者だったようです。

弊社では、ゴールドスポンサーでの参加ということで、ブースの出展と、弊社フォーリーが講演をいたしました。

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■まだまだレコメンデーションを知らない人が多い！

ブースに来られた方の中でも、「レコメンデーションって何？」とおっしゃられた方が多かったのが印象的でした。今回のフォーラムは、新しいマーケティング的なことを学びたいという方と、あとはベンダー企業の方の情報収集が多かったように思います。

いずれにしても、言葉をご存じの方でもまだまだ「レコメンデーション」＝単なる「ものをおすすめする機能」というところでとどまっているのが現状で、今後ますます「レコメンデーション」についての知識をより普及していくことが必要だと感じました。

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■『顧客行動を解き明かす「これから」のレコメンデーション』

講演者：シルバーエッグ・テクノロジー株式会社CEO　トーマス・フォーリー

今回のフォーリーの講演では、２つのパーツに分けてレコメンデーションについてお話をさせていただきました。

PART I: WHY　レコメンド？

PART II: HOW レコメンド？

パートIでは、レコメンデーションというもののインターネットにおける歴史上の考察や、その効果を話し、パートIIでは、より技術的な側面から、現状にレコメンデーション技術として多く普及している技術（そしてその問題）の説明。そして、「これから」のレコメンデーション技術ということで、近未来を熱く語りました。

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顧客行動がキーポイントに

今回のフォーリーが講演の中で言っていましたが、ユーザーの類似性とアイテムの類似性をつなぐものが顧客行動である。（すみません、講演聞かれていない方には何のことやらという話かも。。）顧客経験（user experience)という言葉が日本でも聞かれるようになっていますが、よりベターな顧客経験のためのレコメンデーションはやはり顧客行動がベースになると考えています。また次の機会ででも、ここらへんの話題も取り上げて行ければと思ってます！

11月5日アカチャンホンポでレコメンドがリリース

11月5日、出産、子育てをサポートするパートナーショップとして、アカチャンホンポのウェブショッピングサイトがリニューアルオープンいたしました。
そのサイトのレコメンデーションにアイジェントASPが採用されています。

ご登録いただいている会員の皆様やそのお子様の状態にあわせてきめ細かくおすすめがなされるような「気配り」がなされています。

より、パーソナルなサイトで、使い勝手よくユーザーの信頼を勝ち得るお手伝いをすることができればと、シルバーエッグのサービス・チームもがんばりました。

私も一児の母ですので、自分で使ってみようと思っています。

オバマ候補のホームページってすごい

１１月４日です。

米国大統領選の投票日です。シルバーエッグのCEOトム・フォーリーはマサチューセッツ州出身。ということは、もう完璧な民主党派です。もちろんオバマ氏を応援してます。

ということで、オバマさんのホームページに行ってみましたが、感心してしまいました。

おさえるところはおさえているホームページです。まずdonation（寄付）が簡単にできるようになっていることや、サポーターになりたい場合はどうしたらよいかなど、明確にわかるようになってます。オバマグッズが販売されてて、ちょっと欲しくなっちゃいました。

それと、Obama Everywhere（どこでもオバマ）というところがあって、１６のサイトへのリンクがはってあります。その先は、facebook、youtube、Digg、Twitterといった日本でも使っている人の多いインターネットサイト！それぞれのサイトでオバマさんは出現してるんですね。

ユーザーが主導するインターネットの世界を本当に上手く使っています。逆に企業が真似すべき点がたくさんあるなと思いました。

あと、すごかったのが、オバマさんのfacebook上のサポーターの数が、今現在で2,409,799人。ちなみに、カリフォルニア知事のシュワルツネッガーさんのサポーターは、41,021人。

そして、麻生首相もfacebookにいらっしゃいましたが、サポーターの数は97人。

この違いは何を意味するんでしょうね。