最近とみに思うのが、マネジャーに必要なのは危機感をもっていて
それに対して適切なアクションがとれるかではないかということです。
例えば飲食店の店長を例にとると、
業績が悪くなると、その店の存在まで危うくなり、つまりは自分の職まで
失うのに、その危機感がないため、
毎日同じことを同じようにやって、結局何も変わらず1日が過ぎるというパターンです。
売上あがらなかったといって嘆いてみても、
その後何もアクションとらないのであれば、本当の危機感があるとはいえません。
人間尻に火がつくと、とにかく何でもやっていこうとするものですが、
危機感がない人は、本当は尻に火はついているはずなのに、
熱さを感じないので、ゆっくりと座っているタイプです。
トップが危機感ないのが一番危険ですが、中間層マネジャーが危機感ないのは
組織が動かなくなるので、ある意味、もっと危険かもしれません。
危機感もって、前もって手をうっていける、そんなマネジャーをどう育てていけるか。
それができればとても強い組織が作れるような気がします。